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年間約3000万円の営業赤字と30億円の借入があり、銀行から見放されていた状況から、わずか1年で約3億円の営業黒字にまで急回復

株式会社A(建設会社)の経営改善事例(赤字工事の原因を特定)

依頼背景

株式会社Aは、従業員100名の中堅建設会社であり、年間売上高は30億円。しかし、直近の決算では約3000万円の赤字を計上し、借入金も30億円に達していました。このような厳しい経営状況を改善するため、アプリバンクに支援を依頼しました。

取り組みの経緯

取引銀行からの紹介で、アプリバンクは実態調査と経営改善の依頼を受けました。メインバンクの地銀は一時は破綻を視野に入れていましたが、最終的には経営再建を決断。アプリバンクの生き残り戦略コンサルティングサービスを選択後、わずか2カ月で実態調査と基本方針の策定を完了し、3カ月目から経営改善に着手しました。

基本計画の策定

アプリバンクは、必要な粗利益額を5億5000万円と算出。前年の売上高を維持しながら、粗利益を大幅に増加させる計画を立てました。社員の給与は据え置きとし、交際費や役員の旅費交通費を削減。利益率を倍増させることを目指しました。

具体的な施策

過去3年間の工事収支を詳細に分析し、赤字工事の原因を特定。また、全社員との個別面談を実施し、経営改善への協力を依頼しました。毎週の営業会議を開催し、利益確保を最優先に進捗を確認。営業担当者と工事担当者が事前に打ち合わせを行うことで、赤字受注を完全に防止しました。さらに、諸口工事の利益率を40%に設定し、実際に利益率を向上させました。

取り組みの結果

アプリバンクの支援により、株式会社Aは赤字から脱却。営業利益は当初年度で2億8000万円に達し、劇的な経営改善を実現しました。社員へのボーナスも復活し、社長が感謝の気持ちを伝えながら手渡しすることができました。

成功事例のポイント

  1. 迅速な対応: 実態調査と基本方針策定をわずか2カ月で完了。
  2. 全社員の協力: 全社員との個別面談を通じて、経営改善への協力を確保。
  3. 具体的な施策: 赤字工事の防止や利益率の向上など、具体的かつ実行可能な施策を展開。

改善結果

改善前年度改善初年度改善2年目
売上高30億円31億円30億円
粗利益2億7000万円5億5000万円5億8000万円
粗利益率9%18%20%
一般管理費3億円2億7000万円3億1000万円
営業利益▲3000万円2億8000万円2億7000万円
営業利益率9%9%
株式会社Aの経営改善事例

売上高2億円で借入2億円の設計事務所社内のコミュニケーションを改善し、外注費を大幅に圧縮することで黒字化を達成。

株式会社B(設計事務所)の経営改善事例(外注費の削減)

依頼背景

株式会社Bは、従業員15名、年間売上高2億円の設計事務所です。売上が減少し、銀行からの借入金2億円による年間3000万円の返済負担に直面していました。これにより、経営は赤字に転落し、経営改善が急務となっていました。

取組の経緯

知人の経営者からの紹介でアプリバンクに相談が寄せられました。アプリバンクの生き残り戦略コンサルティングサービスを選択後、全社員との面談で、社員間のコミュニケーション不足と外注依存が明らかになり、自社で処理可能な業務を外注していることが問題として浮上しました。

基本計画の策定

売上高2億円のうち70%以上が人件費で、材料費や諸経費は少額でした。このため、外注費の削減が利益確保の鍵となりました。社員全員に外注費を年間2000万円に抑える目標を設定し、売上高2億1000万円以上を目指すことを説明しました。

具体的な施策

過去3年間の工事収支を詳細に分析し、赤字工事の原因を特定。全社員との面談を通じて、コミュニケーションを改善し、業務を社内で分担する意識を醸成しました。月1回の全社会議で財務状況を説明し、社員の協力を促進。さらに、社長にはトップ営業を任せ、社内会議で活動報告を行わせることで、社員の信頼を得ることに成功しました。

取組の結果

初年度で6000万円、二年目で7000万円の利益増加を達成。社内では「内製化」を進める動きが定着し、外注費を減らす努力が続きました。社員間の協力体制も強化され、経営の安定化に成功しました。

成功事例のポイント

  1. 迅速な対応: 全社員との面談を通じて問題を早期に把握し、迅速に改善策を実行。
  2. コミュニケーションの強化: 社内会議を定期的に開催し、社員間の連携を強化。
  3. 具体的な施策: 外注費の削減と利益率の向上を実現するための明確な目標設定と実行。

改善結果

改善前年度改善初年度改善2年目
売上高2億円2億2000万円2億4000万円
粗利益1億4000万円2億円2億1500万円
粗利益率70%90%87.5%
(外注比率)30%9%10%
一般管理費1億5000万円1億5000万円1億5500万円
営業利益▲1000万円5000万円6000万円
営業利益率22.7%25%
株式会社Bの経営改善事例

無借金経営の建設会社事例、不動産収入で長年、営業赤字を穴埋めしていたが、本業で利益を出せる体質改善を行い、黒字化を達成した。

株式会社Cの経営改善事例

依頼背景

株式会社Cは、売上高90億円、無借金経営の建設会社です。しかし、営業利益は赤字が続き、不動産収入で経常利益を何とか黒字にしている状況でした。より強固な経営基盤を構築するため、アプリバンクに経営改善の相談がありました。そして、アプリバンクの業務プロセス戦略コンサルティングサービスを選択されました。

取組の経緯

コンサルティングを引き受けたアプリバンクは、まず年間の工事現場の収支一覧表をチェックしました。その結果、毎年数件の赤字工事が会社全体の営業赤字の原因となっていることが判明しました。特に、大幅な赤字工事の多くは営業部長の肝いりで受注していた案件でした。

基本計画の策定

アプリバンクは、以下の基本計画を策定しました:

  1. 営業会議の定期開催: 毎週、売上高ではなく粗利益を重視し、赤字工事を防ぐための打ち合わせを徹底する。
  2. 工事会議の実施: 建築部門と修繕部門で月一回の工事会議を実施し、工事の進捗と予算管理を確認。
  3. 全社的な利益意識の醸成: 全社員に対して、利益確保の重要性と赤字工事の影響を周知し、全社的な取り組みを推進。

具体的な施策

アプリバンクは、以下の具体的な施策を実行しました:

  1. 毎週の営業会議: 売上高ではなく粗利益を意識し、赤字工事を受注しないようにする。
  2. 月一回の工事会議: 各工事の進捗状況と予算管理を確認し、問題点を早期に発見・解決。
  3. 社内コミュニケーションの強化: 社員同士の連携を強化し、外注依存を減らすための取り組みを推進。

取り組みの結果

これらの取り組みにより、翌年から営業赤字は完全にはなくならなかったものの、赤字工事は一切なくなりました。工事担当者も予算管理の意識が向上し、会社全体の収益が大幅に改善されました。全社的な利益意識の醸成により、赤字工事は減少し、工事担当者も前向きに取り組むようになりました。

成功事例のポイント

  1. 迅速な対応: 年間の工事収支を詳細に分析し、赤字工事の原因を早期に把握。
  2. コミュニケーションの強化: 定期的な営業会議と工事会議を通じて、社員間の連携を強化。
  3. 具体的な施策: 赤字工事を防ぐための明確な目標設定と実行。

改善結果

改善前年度改善初年度改善2年目
売上高90億円92億万円85億円
粗利益6億2000万円8億1000万円9億2000万円
粗利益率7%9%10.8%
一般管理費6億6000万円6億6000万円7億円
営業利益▲4000万円1億5000万円2億2000万円
営業利益率1.6%2.5%
株式会社Cの経営改善事例

アプリバンクの強み

アプリバンクは、建設業界に特化した経営コンサルティングサービスを提供し、企業の持続可能な成長を支援します。豊富な業界経験と専門知識を活かし、具体的で効果的な解決策を提案します。経営改善にお悩みの建設企業は、ぜひアプリバンクにご相談ください。

公共工事の元請けからビジネスモデルを転換、資金繰りが大幅に改善し、経営も安定。

株式会社Dの経営改善(ビジネスモデルの転換)

依頼背景

株式会社Dは、売上の90%以上を土木の公共工事の元請けが占めていた建設会社です。公共工事の削減と無理な受注によって経営が悪化し、倒産寸前まで追い込まれていました。そこで、金融機関を通じてアプリバンクに経営改善の相談が寄せられました。アプリバンクの経営戦略コンサルティングサービスを選択されました。

取組の経緯

公共工事の元請けは工事費の支払いが完了まで遅れるケースが多く、資金繰りが厳しい状況でした。アプリバンクは、ビジネスモデルを元請けから下請けに変更することを提案しました。社長には地元の建設会社に下請け工事を依頼するよう指示し、結果的に他の建設会社からスムーズに下請け工事を受注することができました。

基本計画の策定

アプリバンクは以下の基本計画を策定しました:

  1. ビジネスモデルの変更: 元請けから下請けへの転換。
  2. 資金繰りの改善: 出来高払いによる現金収入の確保。
  3. 書類作成の負担軽減: 下請けにより煩雑な書類作成の削減。

具体的な施策

具体的な施策として以下を実行しました:

  1. 下請け工事の受注拡大: 地元建設会社と良好な関係を活用し、下請け工事の受注を増やす。
  2. 資金繰りの改善: 出来高払いを基本とし、資金繰りの安定化を図る。
  3. 書類作成の負担軽減: 元請けに伴う煩雑な書類作成を削減し、業務効率を向上。

取組の結果

取組の結果、下請け工事が全体の90%を占め、資金繰りが大幅に改善しました。元請けに伴う煩雑な提出書類の作成も不要になり、仕事の谷間も少なくなりました。これにより、経営は安定し、より強固な経営基盤を構築することができました。

成功事例のポイント

  1. 迅速なビジネスモデルの転換: 元請けから下請けへの迅速な転換が成功の鍵でした。
  2. 資金繰りの改善: 出来高払いによる現金収入の確保が資金繰りの安定に寄与しました。
  3. 業務効率の向上: 煩雑な書類作成の削減により、業務効率が向上しました。

改善結果

改善前年度改善初年度改善2年目
売上高5億円4億万円4億円
粗利益3000万円6500万円8500万円
粗利益率6%16%21.2%
一般管理費6000万円6000万円6500万円
営業利益▲3000万円500万円2000万円
営業利益率N/A1.3%5%
株式会社Dの経営改善事例

アプリバンクの強み

アプリバンクは、建設業界に特化した経営コンサルティングサービスを提供し、企業の持続可能な成長を支援します。豊富な業界経験と専門知識を活かし、具体的で効果的な解決策を提案します。経営改善にお悩みの建設企業は、ぜひアプリバンクにご相談ください。

株式会社Eの経営改善計画

依頼背景

株式会社Eは、社員100名、年間売上高30億円、直近の決算では約3000万円の赤字を計上していた中堅建設企業です。以前は売上がもっと高かったものの、徐々に減少し、赤字工事の受注が増えた結果、経営が悪化しました。さらに、借入金が50億円あり、売上高を超過する金額にまで膨れ上がっていました。この状況で、金融機関からの紹介でアプリバンクに経営改善の相談が持ち込まれました。そして、アプリバンクの生き残り戦略コンサルティングサービスを選択されました。

取組の経緯

経営改善をスタートするにあたり、まずは経営者へのヒアリングと社員全員との面談を行いました。その結果、社員間のコミュニケーションが不足していることが判明し、特に幹部と社員の間で連携が取れていない状況が明らかになりました。このため、社員の意見が反映されず、不満が溜まっている状態でした。

基本計画の策定

  1. 利益確保のための基本計画:
    • 必要な粗利益額を算出し、経営を正常化するための数値目標を設定。
    • 目標とする粗利益を確保するための具体的な施策を策定。

具体的な施策

  1. 全社的なミーティングの実施:
    • 月一回の全社会議を開催し、会社の財務状況を説明。
    • 社員の意見を取り入れた業務改善策を継続的に実行。
  2. 幹部と社員のコミュニケーション改善:
    • 幹部が社員の意見に耳を傾け、迅速に対応する仕組みを構築。
    • 新たな若手管理職を抜擢し、幹部のサポート業務に回ることで、社員の意識改革を促進。
  3. 外注費の削減:
    • 外注費の年間予算を大幅に削減し、可能な限り社内で業務を処理する方針を徹底。

取り組みの結果

  • 経営改善初年度: 営業利益が2億8000万円に回復し、従業員のボーナスも増加。
  • 2年目以降: さらに利益が増加し、社内の協力体制が強化され、会社全体のモチベーションが向上。

成功事例のポイント

  1. 迅速な問題解決: 社員の意見を即座に取り入れ、迅速に対応。
  2. 全社的なコミュニケーションの強化: 社員との対話を重視し、連携を深めることで、全体のパフォーマンスが向上。
  3. 実行予算の管理徹底: 売上ではなく利益を最優先する経営方針を浸透させる。

改善結果

改善前年度改善初年度改善2年目
売上高40億円40億万円38億円
粗利益5億7000万円8億5000万円8億6000万円
粗利益率14.2%21.2%22.6%
一般管理費6億円6億2000万円6億3000万円
営業利益▲3000万円2億3000万円2億3000万円
営業利益率N/A5.8%6%
株式会社Eの経営改善事例

アプリバンクの強み

アプリバンクは、企業の現状分析から具体的な改善策の提案・実行までを一貫してサポートします。特に建設業界に特化した知見を持ち、企業の持続可能な成長を実現するための具体的かつ実践的なアドバイスを提供します。経営改善にお悩みの企業は、ぜひアプリバンクにご相談ください。

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